早漏防止でスプレーを考えている人も少なくありません。「ちょwwwスプレーってwww」と、思わず草を生やす非早漏の人もいるでしょうが、それだけ必死だということです。
かくいう私も早漏時代には、何度かスプレーを噴射しようと思いましので。
さて、そんな早漏防止スプレーには、「リドカイン」という局所麻酔で使われる成分が入っています。
局所麻酔は歯医者でも使われますが、それをペニスに噴霧していいのか気になるところ。今回はリドスプレーを使う男がどう思われるのか、リスクはどうなのか、以上2点を中心に述べていきます。
参照:フェミニーナ軟膏を亀頭に塗れば早漏防止?使用方法と効果を語る
早漏防止にリドスプレーは邪道?
私自身は、使えるものは何でも使う主義なので、有効ならリドスプレーを使ってもいいとは思います。
ただ、同時にめんどくさがりなので、リドスプレーの大きな欠点も指摘しておきます。
早漏防止のリドスプレーで舌が痺れた女
ツイッターを見ていたら、こんなツイートがありました。
毒は入ってないけど早漏防止のリドスプレーってやつ吹きかけてから舐めさせたら舌が痺れる!って言われたことはある…
— まね (@souroude_gomen) 2018年7月13日
フェラした女性はお気の毒という感じですが、リドスプレーの後始末が雑だとこうなります。といよりも、本来はリドスプレーは挿入直前に使うものであり、噴霧してからフェラさせるものではありません。
早漏防止にリドスプレーは使えない理由
早漏防止にリドスプレーが、まったく使えないかと言えば、そこまで強くは言えません。
ただ、前述のように挿入前にしか使えないこと、よく洗い流さないと女性の中に入った時、彼女も感覚がなくなるということです。
ゴムを着ければそういうこともないかもしれませんが、妊娠と性病にさえ気を付ければ生が好きな女性も数多くいます。
そんなとき、タイミングを見計らって早漏防止スプレーを塗って、しっかり洗い流せるかどうか。
ヘタするとセックスのムードが白ける可能性は大いにあります。これこそが、ある意味で最大のリスクと言っても過言ではありません。
こういう理由から、リドスプレーに頼った早漏対策は首をかしげてしまいます。
リドカインの本当のリスクはペニス壊死?
リドカインは薬事法に触れない程度に薄めていますが、効果は塩酸リドカインそのものです。塩酸というだけでも物騒な感じはしますが、神経伝達を遮断して不感症にさせる働きがあります。
そのために、毛細血管を萎縮させるわけですが、繰り返して使えばペニスに血液が十分に運ばれなくなる可能性は否定できません。
その結果、陰茎海綿体ペニスが壊死することもあるようです。
もちろん、これは何百回リドスプレーを使っても、何ともならない人の方が大半です。とはいえ、こういうリスクがある以上は、早漏防止スプレーとして気軽に使うの
リドスプレーの早漏防止する効果持続時間は?
リスクを踏まえたのであれば、リドスプレーを使う使わないは個々の自由です。それでも使うのであれば、効果の持続時間を知らないと逆算できません。
リドスプレーが早漏防止できる平均的な効果持続時間は、30分~1時間くらいです。
これを多いと考える少ないと考えるかは人それぞれですが、挿入して30秒で射精するような人からしたら夢のようなアイテムに映るかもしれません。
リドスプレーを使っても30分持たない場合
リドスプレーは感覚をマヒさせるため、「射精させない」ような状態に持っていく成分が入っているのは、すでに述べたとおりです。
それにもかかわらず射精する場合は、リドスプレーでは対応できない早漏だということです。
「え?そんな早漏あるの?」
そう思ったかもしれませんが、思い出してください。神経伝達を遮断するリドカインですから、外的な刺激には効果があるということです。
しかし、早漏は精神的なものからくることも多々あります。
心因性早漏には早漏防止としてリドスプレーは役立たず
役立たずなんて言うとEDみたいな感じですが、興奮型の早漏にリドスプレーは無力です。極度の心因性は、触ってもいないのに射精してしまいます。
これではいくらリドスプレーで快感をシャットアウトしても、効果がないのは当然です。
だからこそ、事前にどういう早漏なのかを確認することが必要ですが、このチェックを怠る人が多いのは驚くばかりです。そういう意味では、アホとしか言えません。
まとめ
早漏防止でリドスプレーを検討する人も多いですが、私から言わせたらフェミニーナ軟膏を塗ってやり過ごそうとする人と大差ありません。
参照:早漏改善に「フェミニーナ軟膏」はアホ!塗り薬を使わない早漏の治し方とは?
どちらも塗るタイミング、塗った後の洗浄の手間、塗ること自体のリスク、塗っても効かない早漏という共通点があります。これはトノスにしてもサムスも同じです。
一度や二度はリドスプレーを試してみてもいいでしょうが、それで効果がなければスッパリ諦める割り切りは必要です。
意味のないことを繰り返したところで、早漏が治るほど甘くありません。