早漏改善はPC筋を鍛えればOK?実はPC筋を鍛錬しても早漏解消しない裏話

早漏改善はPC筋を鍛えればOK?実はPC筋を鍛錬しても早漏解消しない裏話

早漏改善トレーニングの一環で、PC筋の鍛錬を挙げる人がいます。PC筋とは、ペニスと肛門の間にある筋肉で、小便を我慢する筋肉というイメージでOKです。

つまり、オシッコを我慢したり、放尿中にあえてオシッコを意図的に止めてみるのを、トレーニングとして勧めているわけです。

ただ、ご覧の画像の通りPC筋を鍛えることには首をかしげますし、早漏改善する効果は微々たるものです。

やらないよりはやった方がマシですが、優先順位が上にくることはけっしてありません。

では、なぜPC筋を鍛えても早漏改善効果がたかが知れているのか、この部分から紐解いていきます。

早漏改善にPC筋を鍛えても効果が薄い理由

PC筋は肛門をギュッと絞めるようにすると、その部分が動くことを実感できると思います。といっても、どんなにPC筋を動かして鍛錬したところで、最後の時間調整くらいにしか機能しません。

つまり、射精に至るまでの時間を30秒、持って1分程度しか延ばせば御の字です。挿入して30秒~1分に射精する極度の早漏なら、願ったり叶ったりかもしれませんが。

中長期的に考えると、PC筋の鍛錬は「スパイス」でありメインディッシュにはなりません。

PC筋をセックス時に締めるタイミング

ちなみに、PC筋は具体的にいつ締めればいいのか。念のために解説しておきます。

・金玉が上がってきた状態
・ラストスパート

以上のタイミングでPC筋を締めるのがセオリーです。

要するに射精感がかなり高まってきているか、ほぼ出そうな段階でギュッと締めるということです。

しかし、普通はこの段階まで興奮レベルを上げてはいけません。ここまで上げてしまうと、PC筋を締めることでしか対応できないからです。

だからこそ、PC筋締めは最後の味付けに過ぎないと述べたわけです。

それでも早漏改善にPC筋を鍛錬したい

もっとも、藁をもすがる気持ちでPC筋を鍛えたい人もいれば、早漏対策の総仕上げとしてPC筋を鍛えたい人もいると思います。

そこで念のため、PC筋を鍛える方法をサラッとお伝えしておきます。といっても、やり方自体はとてもシンプルです。

PC筋の鍛え方

・PC筋にギュッと力を込めて1~2秒締める
・力を抜き1秒休憩
・以上の動作を1日30回

30回もやると思うとげんなりする人もいると思いますが、朝10回、昼10回、夜10回と分ければ負担は減ります。

というより、1セット10回としても1分かかりませんから、これさえ惜しむということは早漏対策自体をする気がないとも言えます。

なお、期間は無制限でやりたい人は、そのままずっと続けても問題ありません。

セマンズ法とスクイーズ法でPC筋を刺激

これはチントレの範疇ですが、セマンズ法とスクイーズ法というやり方があります。平たく言えば、オナニーして射精感が来たら我慢して、射精感が収まったらオナニーを再び始めるということです。

細かい情報はこちらに譲りますが、即効性はないですが地味に効いてくる方法です。

参照:スタートストップ法で早漏克服できる?早漏改善法の一つとして効果を考察

最後はちゃんと射精させすれば時間の許す限りやってもいいでしょうが、1時間程度やれば十分だと思います。

射精する理由は、何度もイクのを我慢したのちに射精しないと、下手をすると射精障害になりかねいからです。

早漏改善はPC筋を鍛えるより過敏性と心因性がメイン

補足がてらにPC筋の鍛錬とチントレを述べましたが、PC筋のトレーニングが早漏対策にメインになることはありえません。

早漏対策の9割は、過敏性早漏と心因性早漏に割かれており、この中にPC筋の訓練は含まれていないからです。

再三お伝えしているように、PC筋で射精をどうこうするのは、最後のちょっとした時間調整に過ぎません。

勃起不足による過敏性早漏の対策

PC筋の鍛錬以上に大切なのは、土台となる勃起力です。自覚していない人も多いですが、勃起力が足りないから射精することはよくあります。

勃起力が弱いと刺激に対して過敏になってしまい、取るに足らないことでも射精してしまいます。

なので、亀頭をパンパンに竿をギンギンにするには、スクワット、ふくらはぎ、腹筋を鍛えることで、血の巡りをよくすると効果的です。

腹筋をする際は、背筋も同時に行うことで偏りなく筋肉を刺激できます。腹筋と背筋は体に占める割合が大きいので、ぜひとも鍛えておきたい部位です。

筋肉が発達していないと血行が悪くなり、そのせいでペニスに芯が通らなくなります。ひいては早漏改善はもとより、増大にも影響を及ぼしてしまいます。

参照:チントレで持続力アップ!早漏解消・ペニス増大・勃起力改善も狙える5大チントレ法と見直すべき6つの生活習慣

緊張や不安を和らげる心因性早漏の対策

過敏性よりも厄介なのは、気持ちの問題からくる心因性の早漏です。

過去のトラウマや、ちょっとした失敗の積み重ねによって、「挿入した瞬間に射精するんじゃないだろういか・・・」など、緊張や不安を高めてしまうと本当に射精してしまいます。

メンタルがペニスにもたらす影響はよくも悪くも大きく、最悪の方向に進めばEDになることも十分あります。そうなると性欲はあるのにペニスが立たなり、ED治療薬などを飲むハメになります。

バイアグラ、レビトラ、シアリスなど勃起改善薬はありますが、薬を飲み続けることによって薬がないと勃起しなくなってしまいます。

参照:ギンギンになる市販薬は?ビンビンな精力剤をコンビニかドラッグストアで購入したい!

そうではなく、心因性早漏対策はリラックス状態を作ることで、かなり改善することは脳科学的に明かされています。

一例を出せば、セロトニンが分泌される食べ物やサプリメント吸収することで、ゆったりとした気持ちになっていきます。

もちろん、ストレスを溜めないこと、睡眠をよく取るといった、基本的な生活習慣の改善も心因性早漏には効果バツグンです。

まとめ

「早漏改善にはPC筋の鍛錬がベスト!」なんて、知ったかぶりした意見がいかに危ないものか、ご理解いただけたと思います。

PC筋を鍛えて得られるものは、最終的な微調整くらいなものです。そこに注力するよりも、前述のとおり過敏性早漏や心因性早漏に全力を注いで、余裕が出たらPC筋に取り組むのが正しいステップです。

以上を意識して、早漏対策をしていきましょう。

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