あなたもご存じでしょうが、挿入直後に射精するような極度の早漏は、挿入前やセックス前に一度抜くことを勧める人がいます。
「抜かずの3発」とかできる人なら、挿入前に射精しておくのも一つの方法かもしれませんが、これは「強者の力技」としか言えません。
性欲が強烈な人や、10代、20代前半ならやってもいいでしょうが、30代、40代となると厳しく再現性には疑問符が付きます。
そして何より、1回抜いて持続時間が多少延ばしたところで、早漏改善の根本的な方法でないことが問題です。
では、その問題点と本質的な早漏対策をここからお伝えしていきます。これを知ることで、誤った早漏対策に走らず、最短ルートで射精コントロールができるようになるはずです。
挿入直後に射精する早漏には1回抜いても意味がない理由
厳密にいえば、1回抜いて少しでも持続時間が増せば、それなりの意味はあると思います。しかし、これは若い人向きのやり方ですし、そもそも「ある早漏のタイプ」にしか効きません。
その早漏のタイプとは過敏性の早漏であり、心因性や衰弱性の早漏はセックス前に抜いても意味がありません。とくに衰弱性の場合は抜いたらその日どころか、翌日も賢者化が続くこともありますので。
この部分をもう少し掘り下げていきます。
心因性早漏だと挿入前に射精しても徒労に終わる
心因性早漏の特徴をざっくり述べますと、すごく興奮して我慢できずドピュッとすぐ出てしまう早漏です。ちょっとバカっぽい言い方ですが、これがわかりやすいかと思います。
女性が触る触らない、舐める舐めないはそこまで関係なく、とにかく興奮したらすぐ射精してしまうわけです。
そうなると事前に抜いておいてもそれほど関係なく、ゴムを二重にしたところで挿入の興奮に飲まれたら効果ありません。
参照:夫の早漏を治したい!ゴム二重でも挿入すぐに射精…夫を傷つけない早漏改善法はある?
これを端的に示す例を、知恵袋で発見したのでご覧いただきます。
厚手のコンドームをしても挿入直後に射精
大学1年生の仮性包茎の男子です。挿入した直後にイってしまうこともあるほど早漏です。厚手のコンドームでも、すぐの射精でした。彼女はもちろん、僕も気持ち良くありません。
仮性包茎であることはあまり気にしていませんがどうしても早漏を改善したいです。亀頭を刺激に慣らすことを目的にするのであれば包茎治療と包茎矯正器具用のリングの利用は効果の現れ方に大差ないでしょうか?
包茎治療の方が効果が大きいのであれば手術を検討しています。回答よろしくお願いします。
参照:ヤフー知恵袋
もしかしたら年齢的に過敏性かもしれませんが、心因性の可能性も非常に高いと言えます。挿入に至るまでのプロセスに興奮して、挿入した直後にピークを迎えて暴発するという流れです。
誤解を恐れずに言えば、過敏性は挿入した直後に動かない、体位は正常位や座位に限定するなど、小手先のテクニックで持続時間は上げられます。
その辺の技術はAV男優のスパーキー佐藤氏が公開しています。
参照:スパーキー佐藤の早漏革命は効果なし?早漏革命の内容をネタバレまじえた評価レビュー
その一方、心因性はちょっとした技術ではどうにもならないので、実践難易度は上がるのは想像に難くありません。
仮性包茎も手術も挿入直後の射精とは関係ない
ちなみに、今現在仮性包茎でも心因性早漏とは関係ありません。そのため、普段剥けていないからといって、早漏というのは早合点です。
なぜ断言できるのかと言えば、剥けチンでも早漏は山ほどいるからです。反対に仮性包茎でも、平気で20分以上挿入できる人もいます。
もちろん、そういう人の多くは早漏改善の一環で手術などもしていないため、手術すれば早漏がよくなるという相関性もありません。
参照:早漏チンコは仮性包茎のせい?12cmのチンコを手術せずにオナホールやペニス増大ポンプで改善したか発表
挿入直後に射精する極度の早漏は年を取れば解決?
1回抜いても早漏のタイプによっては、まるで意味のないケースがあることはお伝えしました。
他方、「若いから早いんだよ!年取れば遅くなるよ」というフザけた回答をする人がいますが、聞くに値しない意見ということを覚えておいてください。
そんな気の長い話は待てませんし、30代、40代、50代でも対策をしなければ早漏は早漏のままです。
「年を取れば早漏じゃなくなる」という根拠
余談がてらに、年を取れば早漏じゃなくなる根拠を述べておきます。年齢を重ねれば女性経験が自然と増えるから、それほど興奮しなくなるというロジックだと思います。
ただ、それでも興奮を抑えられずに射精する人は多いですし、年を取れば今度は衰弱性早漏の問題が浮上してきます。
そのため、今現在心因性早漏をだと判断できたら、短期集中でガッと改善した方が長期間セックスを楽しめます。
まとめ
挿入直後に射精するのは、確かに極度の早漏と言えます。ですが、非常に健康的だとも言えます。
心因性早漏を悪化させる大きな原因はストレスで、「前挿入したらすぐ出たら今日も早く出ちゃう」などと考えると、ますます射精が早くなります。
要するに、自分の中で刷り込みを行ってしまっていて、リラックスしていればもっと遅く射精できたものを、わざわざ昇天を早めてしまうということです。
だからこそ、副交感神経を活性化させてストレスを抑えることが、心因性早漏の特効薬となるわけです。
もっとも、一人で実践するには、何が正しい情報なのかわからず、最後まで取り組める人はほとんどいません。そこで、心因性早漏に特化した改善法がこのように公開されています。
参照:田淵正浩の早漏改善ブートキャンプは購入に値する内容?効果と方法を詳細にレビュー
過敏性や衰弱性とは異なるアプローチですから、じっくり対応する必要はありますが、心因性早漏もまた1ヶ月程度で成果を実感します。
ぜひとも挿入した直後に射精するような、情けない男からは脱却しましょう。